第2章 配送ルールの考え方
この章は、本アプリの中心となる「配送ルール」の考え方をまとめた読み物です。操作の前にざっと読んでいただくと、以降の章が理解しやすくなります (読まなくても各章の手順どおりに設定できます)。
配送ルール = チェックアウトに出る配送方法 1 つ
配送ルールは、チェックアウトでお客様が選ぶ配送方法 1 つに対応します。たとえば「通常配送」と「クール便」を提供したいなら、配送ルールを 2 つ作ります。
1 つの配送ルールには、次の情報がまとまっています。
- 名前 — チェックアウトに表示される配送方法名になります (例:
通常配送 | 東京都のように、お届け先の都道府県が後ろに付きます) - 配送料金 — 都道府県ごと・離島ごとの送料表 (→ 第3章)
- 適用条件 — 商品タグ・重量・金額・点数など、いつ適用するか (→ 第4章)
- 適用期間 — キャンペーンなどの期間指定 (→ 第5章)
- 表示のしかた — 最安の 1 件だけ見せるか、常に見せるか (→ 第6章)
アクティブと下書き
配送ルールには「アクティブ / 下書き」のステータスがあります。
- アクティブ: チェックアウトの送料計算に使われます。変更は保存するとすぐ反映されます。
- 下書き: 計算に使われません。作りかけのルールや、一時的に止めたいルールはこちらにします。
ステータスは編集ページのサイドバー、または一覧ページの一括操作 (→ 第7章) で切り替えられます。
複数のルールがあるとき、どれが表示されるか
アクティブなルールすべてが評価され、次の順で表示が決まります。
- 条件で絞り込み — 商品タグ・カート条件・適用期間・お届け先の都道府県で、そのカートに合うルールだけが残ります。
- タグ優先 — 商品タグ付きのルールが 1 つでも当てはまると、タグなしのルールは表示されません (→ 4-1)。
- 表示設定で絞り込み — 「最安価の配送料金のみ表示」のルール同士は、いちばん安い 1 件だけが表示されます。「条件を満たせば別に配送料金を表示」のルールは、条件を満たすかぎり必ず表示されます (→ 6-1)。
どのルールが表示・非表示になったかは、シミュレータの「ルール診断」で理由つきで確認できます (→ 6-2)。
並び順の意味
一覧ページの並び順 (→ 第7章「順番を変更」) は、見た目の整理だけでなく次の 2 つの場面で効きます。
- 同額のときの表示優先 — 「最安価のみ表示」のルールが同じ金額で並んだとき、並び順が上のルールが表示されます。
- アクティブ上限を超えたときに残る順 — プランのアクティブ上限 (下記) を超えたとき、並び順の上から上限の件数だけが有効になります (→ 第8章)。
残したい大事なルールほど上に置いてください。
作成上限とアクティブ上限
- 配送ルールは全プラン共通で最大 20 件まで作成できます。
- 同時にアクティブにできる件数だけがプランによって異なります (Starter 3 件 / Standard 6 件 / Advanced 12 件 → 第8章)。上限を超えてもルールが消えることはありません (下書きになるだけです)。